2014/6/14 
大川磯の観察会

場所:和歌山市大川
時間:11:30〜15:30

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友の会のイベント,磯の観察会を大川で行いました.


今回の参加者は19名!!
たくさんの方が参加してくれました.



今年も行事が始まる前から貝をさがすアドバイザーの畑中先生
カワザンショウガイを探しています.

まずは,毎回恒例の海岸清掃です.10分ほどでゴミ袋がいっぱいになりました.


ゴミ拾いが終わったら,さっそく観察会開始です.


この季節になると,ハゼのなかまやメジナの稚魚がたくさんでてきていました.

転石をはぐるとその裏にはたくさんの付着生物がいます.


オオヘビガイは,今では大川にたくさんいるのですが,
数十年前にはほとんど見られなかったそうです.

アカウニ Pseudocentrotus depressus
非常に大型になるウニのなかまで,ムラサキウニよりも扁平な形をしています.
大川を含めた大阪湾の磯場ではあまり見られません.
食用になります.
シロフシエラガイ Berthella stellata
あまり見慣れない形をしていますが,ウミウシのなかまです.
もともとは地中海で新種と記載された種で,
背中にT字型の白い模様が入るのが特徴です.この個体は少しわかりにくいですね.
大阪湾では,4月から5月ごろに時たま見られるウミウシなのですが,
その存在はあまり知られていません.

カギノテクラゲ Gonionema vertens
春先によくみられる,小型のクラゲです.行事参加者が採集しました.
触手の先がカギノテ状に曲がっているのが特徴です.
かわいらしい形をしているのですが,刺されると非常にいたいです.
見つけても触らないように注意!!

アカエラミノウミウシ Sakuraeolis enosimensis
水温の低い冬の時期によく見られるウミウシです.大阪湾では,冬の時期が産卵期のようです.
今回見つかった個体は15mmほどだったのですが,もしかしたら今年産まれた子かもしれません.


ショウジンガニ Plagusia dentipes
逃げ足がとても早く,捕まえるのが非常にむずかしいカニです.
がしかし,今回の参加者はいとも簡単に捕まえていました!
将来が有望です.


アオウミウシ Hypselodoris festiva
今回の観察会は,特にウミウシがたくさん見つかりましたね.
他にも,オカダウミウシやシロウミウシ,オトメウミウシなどがいました.

1時間半ほどの短い時間での採集でしたが,みなさんたくさんの生き物を見つけていました.
後半は,採集した生き物の説明を専門の先生にしてもらいました.


児島先生による貝の解説です.
自分たちが採集した貝と見比べながら,熱心に話を聞いていました.

今年も好天に恵まれ,たくさんの生き物を採集することができました.
また,参加者も20名近くと多かったので,終始にぎやかな観察会でした.

大川の磯は,大阪湾の中でも多様な生き物を観察できる数少ないポイントです.
今後もたくさんの行事を予定していますので,楽しみにしていて下さい.


 


■お問い合わせ先■
〒596-0072 大阪府岸和田市堺町6-5 きしわだ自然資料館
TEL : 0724-23-8100
FAX : 0724-23-8101
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