今回の参加者はなんと31名!!
たくさんの方が参加してくださいました.
まず初めに,二色浜の環境や生物相についてのお話しを今回の講師である
貝塚市立自然遊学館の山田先生にしていただきました.
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簡単に注意事項を聞いた後,さっそく観察開始です.
二色浜は砂浜だけでなく,堤防に沿って転石環境もあります.
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いきなりガサオヤジこと三宅さんが大物をつかまえました.
マコガレイです.
こんな変わった生き物も見つかりました.
これは沈木などに穴をあけて生活するフナクイムシのなかまです.
アサリやハマグリなどと同じグループ属します.
こちらが全体像です.
写真の上側に,小さな貝殻がついています.
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1時間ほど採集をした後,講師の先生方による生き物の解説を行いました.
写真は,友の会評議員の日下部先生が魚類の説明をしているところです.
みなさん熱心に聞いています.
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お昼ご飯を食べて午後からは,二色浜の隣にある近木川の河口で観察会をしました.
尾に毒針をもつアカエイ
モクズガニの抱卵個体
さまざまな生き物を見つけることができました.
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潮の都合から,1時間半ほどの短い時間での採集でしたが,
みなさんたくさんの生き物を見つけていました.
後半は,近木川で採集した生き物の説明を専門の先生にしてもらいました.
炎天下でしたが,みなさん最後まで頑張っていました.
普段であればこれで行事は終了なのですが,今回は有志を募り,釣り体験もおこないました.
好天のなか一日中外にいたにもかかわらず,多くの方が参加してくださいました.
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餌は,当館で魚のエサとしてあげている冷凍オキアミの残りと,
近木川の河口で採集してきたゴカイです.
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こんな感じで,二色浜と近木川の間にある堤防で釣りをしました.
今回釣りをした時間帯は,潮目も悪かったので,あまり釣れないかもという話だったのですが...
ちらほらと可愛らしいサイズの魚が釣れていました.
みごととしかいいようのない大きさのアナハゼの仲間
ヒガンフグも釣れました.
ぱんぱんにふくらんでいます.
それ以外にも,沖に向かって泳いでいるアカミミガメの子どもをすくい上げたり...
と,結果として期待した成果はあげられませんでしたが,小さいなりにもいろいろな種類の魚を
釣ることができました.
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今回の観察会は,今年も好天に恵まれ,たくさんの生き物を採集することができました.
観察で採集した生物のリストはこちら.
釣り体験もなかなか好評だったので,今後も計画していきたいと思います.
これからもたくさんの行事を予定していますので,楽しみにしていて下さい.
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